霍山黄芽（かくざんこうが）

中国安徽省霍山県で作られている特産品である高級黄茶。

一芯一葉で丁寧に作られており、水色は透明がかった黄金色で味はまろやかで旨みがあり、栗やそら豆のような香りが特徴です。

お茶はその製造方法により6大分類と呼ばれる緑茶・紅茶・烏龍茶・白茶・黄茶・黒茶の6種類に分かれます。その中でも黄茶は全体の生産量の0.3%ほどしかなく、その希少性もあり中国国内でも人気になっているお茶です。

黄茶は緑茶に近い作り方ですが、悶黄（もんおう）と呼ばれる特殊な製造工程があり一定の温度と湿度の中で密閉し茶葉の持つ葉緑素を減らします。茶葉の色は黄色味がかっていき味や香りの青臭さが抜けていきまろやかになります。