Open

お茶専門店AOBA オープン

AOBAは埼玉県川越市にある茶葉の販売店です。
よく日本茶屋さんですか?とか紅茶屋さんですか?と聞かれるのですが両方置いております。取り扱っているお茶は日本茶を含め緑茶、紅茶、烏龍茶はもちろんまだ日本ではあまり馴染みのない白茶やハーブティーなどあらゆるお茶が置いてあります。
店内は壁一面に茶箱が置いてあり一つ一つに違う種類のお茶が入っていて現在110種類のお茶が置いてあります。その前には大きなカウンターがありお客様はそこに座ってお茶の説明を聞いて試飲をしながら好きなお茶を見つけてもらってその場で量り売りでお茶を買えるというお店になっております。こういうお店にしようと思ったきっかけは私がイギリスで働いていた時に考えたものになります。
blog02
皆さん、紅茶の国といえばイギリスを思い浮かべる人が多いと思いますがイギリスに紅茶専門店というものはございます。もちろん紅茶を扱っているお店はたくさんありますが、紅茶だけを扱っているお店というものはなく、必ず紅茶と同じように緑茶や烏龍茶が置いてあり当然日本茶も同じように紅茶と一緒に置いてあります。つまり、一部大手のお茶屋さんは両方扱っているお店はありますが、紅茶は紅茶屋さんに行かないといけなくて日本茶は日本茶屋さんに行かないといけないというには日本独特の文化というわけです。もともと紅茶や烏龍茶は舶来品として扱われてきて日本茶は日本の伝統的なものなので分けて売られるのも無理はありません。しかしお茶を勉強してくとわかるのですが、お茶というものは紅茶も緑茶も烏龍茶も全て同じ植物からできています、なので香りや味、文化は違えど根底には同じような考え方だったりするのでイギリスのように全てのお茶をお使ったほうが都合がいいこともありますし何より面白いです。
当店でのお客様も、もともと日本茶を買いに来たつもりだったけど自分の嗜好を考えて飲んでみると紅茶や烏龍茶だったりその逆ももちろんあります。
最近は以前に比べて色々なものをその時々シチュエーションに合わせて飲み分けする人が増えてきました。それは日本茶や紅茶といったことだけではなく朝はコーヒーを飲むけど午後は紅茶を飲むとか、いつもは紅茶だけど寝る前にいつも白茶を飲むとかそういった人にも対応できるようにこういったお茶の総合販売店は今後増えていくと思いますが、まだまだ日本には少ないです。そういった人たちの受け皿となるようにAOBAというお店を作りました。
日常のお茶ももちろん、生活を豊かにする嗜好品としてのお茶をお探しの方はぜひお店まで足を運んでいただければいいなと思っております。